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2019'11.07 (Thu)

横乗日本映画祭。作品の持つチカラ


今年で八回目となる【横乗日本映画祭 白馬会場】
エイブル白馬五竜スキー場エスカルプラザにて開催されました。

こちらの映画祭はサーフィン・スノーボード・スケートボードの”横乗り”をテーマに、日本国内で撮影された作品や日本人による作品など日本にフォーカスした選りすぐりの作品を上映する映画祭。

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200名オーバーのお客様にご来場いただきました。

また同日に開催したガレージセールでは各スノーボードメーカー様や、マッサージのマウントケアさま、美味しいフードやスウィーツ、コーヒーなどの出店も。

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私自身もスポンサーメーカーさまの兼ね合いで使用できずに家で眠っていた大会の賞品たち(ウェアー、アパレル、ギアなど)を出店させていただきました。
今回の映画祭・ガレージセールでは売り上げの方を台風19号災害支援金に充てさせていただきます。
映画祭のエントランスに設置させていただいた募金箱の方へも沢山のお心遣いをいただき、本当にありがとうございました。

長野県は先の災害で大変な時期ではありましたが、こんなときだからこそ(何とか無事で居れたからには)前を向いていきたい。
じぶんたちのできる形で支えていきたい。応援していきたい。私も含め多くの方がそう思っています。

ボランティア後に駆けつけてくださったスノーボーダーの方も。

滑り手・創り手の情熱と命を懸けて創り上げた「作品」にはすごい力があって。言葉にするのはむずかしいけれど胸の奥から熱くなるようなそんなパワーをもらいました。

今回は私の出ている作品は上映はなかったのですが本当に良いものも魅させていただきました。BIG UP.

来年はいよいよリリース予定です。
数シーズン撮り溜めていた映像と今シーズンの撮影を経て、皆で良い作品を創り上げて沢山の方々にお届けできたらと思います。
ぜひ楽しみにしていていただけたら嬉しいです。

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いつも支えてくださる方々、応援してくださる方々のおかげでこうしてスノーボードに情熱を注げます。
いつもありがとうございます。





00:05  |  加藤彩也香  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2019'11.05 (Tue)

できることから一歩ずつ

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今日は台風19号の被害が特に大きかった長野市津野地区のお寺さんの掃除のお手伝いへ。


胸が締め付けられるような光景のなかでも、地域の方々の強かさや温かさに涙出ちゃいそうでした。

ほんの少しでも支えになれればと思ったけれど、逆に自分自身がそんな背中に沢山学ばせてもらったりして。

地道に、一歩一歩。まだまだこれからだ!

女性でも手伝えること沢山あります💯
ボランティアセンターに行くと親切な案内なども。

#Onelove
23:42  |  加藤彩也香  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2019'11.02 (Sat)

バックカントリーミーティング

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先日は都内にて K2,BCA Backcountry meetingでした。

日本各地、北米、ヨーロッパなど各地からプロフェッショナルなガイドの方々やプロライダー、写真家、メディア、雪崩や雪山での安全対策に力を尽くすプロたちが集まり、各地の事例や、事故を減らすために何ができるか、安全に楽しみ続けていくためのディスカッションをするミーティングです。


自然の雪山で滑ると言うのは、神聖な場所へ入らせてもらうという感覚。言葉にならないほど感動する景色もあれば険しい面も表裏一体であります。

ミーティングではいち滑り手としても、そんなフィールドで活動させてもらっているライダーとしても大先輩のお話は勉強になることばかり。

山の声に耳を傾け、これからも学びながら一歩ずつ進んでいこう。


30年以上に渡り、ニセコの安全対策を担い雪崩調査所の所長として尽力されてきた新谷さんの

「自分のやることをしっかりやっていくしかねえんだ、自分を高めていくしかねえんだ。」

そんなお言葉も胸に響きました。


私も愛用しているバックカントリーギアの"BCA"
雪山への愛と滑り手の安全を考え、こうした現場の声を元に研究に研究を重ね作られています。


学んだことも沢山だったので、教訓としてシェア出来ることはシェアしていきたいなと思います📝


私の通っていた高校の校長先生でもあり生粋のスキーヤー、冒険家の三浦雄一郎先生とも1年ぶりにお会いすることが出来ました。


学びあり笑いあり、とっても良い時間をありがとうございました!


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23:40  |  加藤彩也香  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2019'11.01 (Fri)

シンプルでミニマムな幸せ時間


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フライシートは外して、綺麗な星を見ながら眠りに落ちるのが好き。

🌟 

カナダ旅の様子、現在誌面での掲載に向け執筆中です。


子どものころから本を読むのが好きだった私にとって、紙の本っていうはとくに特別なもので
書き手のスピリットやメッセージがよりピュアに詰まっているような気がしています。

スノーボードやその旅路での出来事のより深い部分、心に刻んだものなんかは誌面か直接お話したいなと胸の奥に大事にしまっていて
そんな日々の中で受け取った沢山のことを、滑り手としてメッセンジャーとして繋げていけたらと
心を込めて筆を走らせています。
ぜひ楽しみにしていただけたら嬉しいです。


‪砂浜での野営は気を使うことも沢山で‬
ちょっとした行動ひとつでも‬
‪心を込めて丁寧に向き合わなきゃと、忘れてはいけないと再確認。


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#スノーボード #雪 #水の流れを巡る旅 #旅 #キャンプ #Thankyou
12:21  |  加藤彩也香  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2019'06.05 (Wed)

大切なものを守るためにできること


カナダから帰国してすぐに向かったのはこちら。

プロスノーボーダーのジェレミー・ジョーンズさんが立ち上げたスノースポーツの観点から雪を守るためのプロジェクト
【POW ❅Protect our winters】JAPAN主宰のシンポジウム。

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-雪を守る、白馬で滑り続ける-
地域を豊かにする山岳リゾートを目指して

わたし自身、北アルプスの自然や雪に魅了されたひとりです。そんなここ白馬の山々や自然、スノーボードから本当に沢山の大切なものことを与えられ今日までやってきました。
春夏秋冬の風を感じ、冬になると毎日雪山に足を運ぶ中で確実に感じる気候変動の大きな波は思っていた以上に深刻な状況になっていることに気が付きました。

たとえば、毎日乗るリフトやゴンドラ下の植生の変化。異常に成長していたり、もしくは全く伸びなくなってしまっていたり。絶えてしまった植物も。減ってきた虫たちも。動物も。
ここ何年かは前日との気温差が20度以上あるときも何度もありました。
今年は花粉症がすごく辛いなと思っていたらどうやらそれも気候変動の影響もあるようです。

地域のおじいさんおばあさんからは"おかしくなっちゃってる" なんて言葉も何度も聞くようにもなり。実際に感じるようになってきているのも受け止めなければならない事実ではないかと思います。

愛する雪や自然を守るために。
本当の意味での"豊かさ" そのためにできるアクションを先日のシンポジウムでは改めて考える機会となりました。
会場に集まった沢山の方々の真剣なまなざしには希望の光も感じました。

今、これから、じぶんたちに出来ることはなんだろうか?
本当に小さなことではありますができることから実践していっています。


「まずは減らすこと、そして循環可能な自然エネルギーにシフトしていくこと」


製造過程で莫大なエネルギーを要する、使い捨てのものよりもお気に入りのタンブラーや水筒持ち歩くようになったり。

そんなお気に入りのものを長く大切に使うようになったことで、旅の想い出やこれから先にまた想いを馳せる時間になんだかほっこりしたりするのは使い捨てのペットボトルやカップにはない幸せな時間でもあります。

車に頼りっきりだったけど、車に乗る回数を減らしてのんびり歩いてみたり。
自転車に乗るのもすごく良いし、皆んなでワイワイ乗り合って山に向かうのも環境に優しくなるうえにきっと楽しいな。


日常生活でのお買い物や様々な場面での選択を、簡易包装のものやより環境負荷の少ないものを選んでいったり。

難しく感じていたけれど、家の電気や会社の電気を循環型の自然エネルギーの電力会社のものを選ぶことも出来るかもしれない。

その土地の風土を活かした自然エネルギーはなんだろう?


今まで漠然としか知らなかったことをまた少し知ることが出来たことはこれから先の大きな一歩だと感じています。

シンポジウムの前日まではカナダBC州に居ました。カナダで幾度となく感じたのは、気候変動への対策や大切な環境資源を守るために国や地域、行政が適切にコントロールしているところ。

そして町の人みんながその土地を愛し、大切なものを守るためにそれらを支持している姿に はっとさせられました。

町を走るバスは石油燃料ではなく循環型のエネルギーを使用したバス。
ムダなごみを減らすために徹底した量り売りだったり、一見イケイケにみえる若い人も皆んなお買い物はマイバッグ持参だったり。他にもたくさん。

"意志を示すこと"
"声を上げること"
"できることからアクションを起こしていくこと"
"今この状況を変えていくためには皆んなで協力していくこと"

そんなルークさんのお言葉も胸に響きました。


もうひとつ大切なのはあの場で学んだことや普段から感じていることを家族やパートナー、友だち、、目の前のひとに、隣のひとに話してみること。
伝えてみること。 繋げていくこと。

環境に対して全く無関心のひともいるかもしれない。
だったら、最高に気持ちが良い自然豊かな場所へや楽しい時間や良い時間を教えてあげるのもじぶんに出来ることのひとつ。 私はこのことにも情熱を注いでいます。


みんなの一歩は大きな一歩だと信じてる。

これから先の未来へと素晴らしい景色と雪を残していくために。
愛するこの山々と雪のうえで滑り続けるために。
微力ながらいちスノーボーダーとしての恩返しの気持ちを込めてこれからも学びながら出来ることから一歩ずつ進んでいこう!と思います。

未来を創るのはやっぱり、わたしたちなのかも。



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13:25  |  加藤彩也香  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
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